四日市市は4月1日、市内に住む20、30代の男女7人が新型コロナウイルスに感染していることがわかったと発表した。市内の感染者は延べ381人、三重県内では同2760人となった。

 発表によると、20代の会社員女性は、3月29日に感染が確認された菰野町の20代男性の濃厚接触者として検査を受け、感染が判明。現在は無症状で、家族3人が濃厚接触者に特定されている。30代の自営業男性は、3月28日に感染が確認された鈴鹿市の20代男性の濃厚接触者で、3月30日に市内医療機関で検査を受け、感染が確認された。現在は無症状で、濃厚接触者はいないという。

 30代の公務員女性は、3月30日に37度の発熱、31日に39度の発熱があり、市内の医療機関で検査を受け、感染が確認された。29日に親族宅で食事をするなどしていて、家族3人と親族7人が濃厚接触者に特定されている。

 市内の専門学校に通う20代男性は、3月25日に名古屋市内へ買い物に出掛けており、26日に39度の発熱、せき、頭痛、倦怠感、関節筋肉痛などの症状が出現。29日に市内の医療機関を受診し検査を受け、感染が確認された。同居人2人が濃厚接触者に特定されている。

 市内のIT関連企業に勤務する20代の会社員男性は、30日に38度台の発熱、頭痛、倦怠感が出現。31日に市内の医療機関を受診し検体を採取した。現在は38度台の発熱や頭痛が継続しているという。3月20、26日に友人と名古屋市内で食事をしていた。家族3人が濃厚接触者に特定されているという。

 市内のサービス業に勤務する30代の会社員男性は、29日にのどの痛み、頭痛、倦怠感、熱感が出現。30日には38度台の発熱があり、市内の医療機関を受診し検体を採取。31日には解熱したが、検査の結果、感染が確認された。職場関係者2人が濃厚接触者に特定されている。

 30代の公務員男性は桑名市の消防職員で、28日に鼻汁や頭重感が出現。30日には他の症状が消えたが、せきの症状があった。31日に県内の医療機関で検体を採取し、検査の結果、感染が確認された。濃厚接触者はいないという。

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