【市役所1階の各窓口に設置されたパネル=名張市鴻之台1で】

 新型コロナウイルス感染症対策に役立ててもらおうと、三重県伊賀市のスチール家具メーカー「豊國工業」(本社・小田町)などは3月30日、名張市に自社製の飛まつ防止アクリルパネル計55台を寄贈した。

贈呈式に出席した井上社長(左)と池本支店長(右)ら=同

 社債の一種、私募債を南都銀行が引き受け、発行手数料の一部を地域貢献に充てる「SDGs私募債」の仕組みを利用して4台、豊國工業が追加で51台贈った。28日には、同社が市役所1階の各窓口に取り付けを済ませた。

 私募債発行に伴う寄贈先を、同社社員が多く居住する名張市にと検討。市役所ではビニールやポール、ブックエンドなどで手作りした飛沫防止の間仕切りを使っていたため、より丈夫で長く使用できる製品を使ってもらうことにした。

 贈呈式には、井上明彦社長や同行名張支店の池本潤哉支店長らが出席。井上社長は「多くの市民が来庁する様子を見て、どうにかお役に立ちたいと考えた」と話し、亀井利克市長は「窓口業務の必需品。有効に活用し、市民福祉充実やサービス向上に努めたい」と感謝を述べた。