【グループホームとして活用される旧蔵持保育所=名張市蔵持町原出で】

 三重県名張市は2月9日、市が所有する旧蔵持保育所(蔵持町原出)施設について、同市美旗中村のNPO法人「名張市手をつなぐ育成会」(山本泰久理事長)に建物を譲渡、土地を30年間無償貸与し、障害者向けのグループホームとして活用する方針を発表した。

 この日の市議会教育民生委員会で明らかにした。施設は1979年に市立保育所として設置され、2011年からは蔵持保育園として民営化。運営する社会福祉法人が18年、近所に園を新築移転したため閉鎖され、市に返還されていた。

 市福祉こども部によると、福祉ニーズの拡大や多様化に対応する施設として検討した結果、以前からグループホーム開設を計画していた同NPO法人に譲渡、無償貸与することに決まった。21年度から、県などへの手続きを進めていくという。

 同NPO法人は、同市美旗中村で就労継続支援B型事業所「もみじの家」を運営。旧蔵持保育所を活用した新規事業所は障害者が入居し共同生活する施設で、利用定員10人とする計画。