【岡本市長(左端)に要望書を提出する地元養豚業者ら=伊賀市役所で】

 三重県伊賀市の6養豚業者が2月4日、豚熱(CFS)の発生に備えた防疫や衛生管理にかかる費用が膨らみ、経営に影響を及ぼしているとし、支援を求める要望書を同市に提出した。

 昨年12月28日、同市内の農場でワクチン接種前の子豚20匹が死に、検査結果で29日に陽性を確認。防疫措置として飼育中の7026頭全てを殺処分した。

 要望書の提出には4業者の関係者が出席。全頭処分への疑問や、豚熱ワクチンにかかる費用の助成、学校給食を通じて地元産の豚肉を食べてもらえるよう訴えた。

 業者の説明によると、ワクチン接種には1頭当たり230円の負担がかかっているという。岡本栄市長は「県に申し入れしていきたい。市でもできることがあると思う」と話した。