三重県は1月16日、新型コロナウイルス感染症の発生状況で40人が新たに陽性と確認されたと発表した。伊賀地域では伊賀市7人、名張市4人の計11人で、9人は既に判明している患者の濃厚接触者、または接触者だった。県内全体の感染者は延べ1757人になった。

 同地域では、14日に感染が確認された伊賀市の30代女性会社員と同居する家族の男児と女児、別居家族で同じ市内に住む70代の女性会社員と無職男性の計4人の他、職場が同じ30代と50代の女性、名張市の30代男性からも陽性反応が出た。うち2人は別の同僚で15日に感染が判明した伊賀市の50代男性の接触者でもあった。

 また、14日に感染が発表された、名張市の40代女性が勤務する介護施設を利用した同市に住む無職の50代と80代の女性も感染。他は、正月を挟んで都内に住む別居家族を訪問していた伊賀市の男子高校生と、名張市の60代男性会社員も陽性が確認された。

 他市町では、津市7人、鈴鹿市と桑名市各5人、志摩市4人、熊野市と菰野町各2人、四日市市と朝日町、明和町、玉城町各1人が確認された。

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