伊賀市議会12月定例会は24日、旧市役所庁舎の利活用などに向け設定した債務負担行為1908万円を含む2020年度一般会計補正予算5億4350万円など42議案を可決、同意し閉会した。

 同事業費は旧庁舎だけでなく、同じ中心市街地エリアの成瀬平馬家屋敷跡に計画する忍者体験施設や上野ふれあいプラザなど他の公有施設を合わせた「にぎわい忍者回廊」として、エリア全体で実施効果を上げるための民間活力導入支援業務委託経費だった。議会は9月定例会で旧庁舎単体の予算を削除したが、今回の採決では全会一致で可決。市は来年1月中にも業者を選定する考え。

 また、最終日に追加提案された、ひとり親世帯に再給付する臨時特別給付金の事業費約4500万円も全会一致で可決した。事業費は国の補助金で、新型コロナウイルス感染症の影響による子育ての負担増や収入減となったひとり親世帯に大きな困難が生じていることから支援する。

 給付は今夏に続いて2回目で、前回の給付された人は申請が不要。同市は対象の約600世帯に対し、1世帯あたり5万円、第2子以降に1人3万円を今月25日に振り込む予定。