三重県は12月23日、伊賀市の20代の会社員男性を含む県内15人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。これまでに4人の感染が確認されていた松阪市の「有料老人ホームアシスト」では、新たに入所者3人が陽性となり、県はこの施設で県内22事例目の感染者集団(クラスター)が発生したと認定した。県内の感染者は延べ1176人となった。

 発表によると、伊賀市の男性宅には12日から13日にかけて県外の知人が訪問。21日の夜から37度台の発熱が発生し、翌日に県内の医療機関で検体採取をしたところ陽性が判明した。現在、知人の感染は調査中で、詳しい感染経路はわかっていない。男性は21日までの平日に出勤しており、濃厚接触者として職場同僚2人が特定されている。

 県内22例目のクラスターで新たに陽性となった、80代女性2人と60代男性は、11日に陽性が判明した入所者の接触者調査でいずれも陰性が確認されていた。20日に施設内で新たに2人の感染が判明したため、翌日に再検査をしたところ陽性が確認された。うち2人は無症状で、現在は3人とも県内の医療機関に入院している。

 同日は他に、津市で7人(20代男女4人、30代男女2人、50代男性1人)、菰野町1人(70代男性)、東員町1人(60代女性)、鈴鹿市1人(20代女性)の感染が確認された。