三重県は11月26日、鈴鹿市の飲食店に勤務する従業員や利用客など30代から50代の男女4人が感染した県内12例目のクラスター(感染者集団)を含む計23人の新型コロナウイルス陽性を確認したと発表した。この日の感染者数は四日市市分(4人)を合わせ27人となり、9月5日の25人を上回り過去最多となった。同日の県内の感染者数は延べ782人となった。

 県薬務感染症対策課によると、クラスターが発生した飲食店では新たに40代会社員女性と30代会社員男性、30代従業員女性、50代アルバイト女性の4人の感染が判明。同店では、これまでに従業員1人、利用客2人の陽性が確認されていた。4人のうち3人はせきや鼻汁などの症状があり、重症者は確認されていないという。県では検査対象者として同店の利用客と従業員計14人のうち、同日までに9人の検査を実施して2人の陰性を確認し、残る5人の検査を進めている。

 伊賀市の50代会社役員の男性は、22日から37度台の発熱が発生。翌日に県内の医療機関で検体採取し、陽性が判明した。県外の訪問歴はなく、県外の人との接触歴は調査中。現時点での濃厚接触者は同居家族2人と職場関係者6人。

 東員町の医療機関で発生した県内11例目のクラスターでは、四日市市の准看護師1人、いなべ市の看護師1人、東員町の准看護師2人、入所者1人の感染が新たに確認された。

 この他、県内で新たに感染がわかったのは四日市市3人、鈴鹿市2人、桑名市3人、東員町1人、津市8人だった。