子どもたちに豊かな自然と生き物の大切さを学んでもらおうと、名張市の2小学校で11月9日、キジの放鳥があった。【キジを手放す児童たち=名張市薦生で】

 同市猟友会の主催で、午前には薦原小学校(同市薦生)のグラウンドで6年生19人が、午後からは東山ふれあいの森(同市下比奈知)で比奈知小学校の5、6年生で構成される緑の少年隊のメンバー13人がそれぞれ参加。岐阜県山県市から届けられた生後80日から90日のキジ計44羽を放した。

 この日、薦原小では同市猟友会のメンバー約10人が集まった。同会の藤森俊一会長(72)は冒頭で、「三重県は40年以上前から放鳥をしてきた。放したキジはすべて大きく成長するとは限らないので、継続することが大切」と児童たちに話し、同会のメンバーはキジが暴れないように慎重に手渡した。

 同小6年の友定渉磨君(11)は「キジを触るのは初めて、激しく動いてびっくりした」と話していた。