11月8日投開票の伊賀市長選に立候補を届け出た3氏の横顔を紹介する。【左から届け出順に釜井氏、岡本氏、森川氏。丸囲み数字は当選回数】

頼み断れないが、頑固

釜井敏行 氏(38)=共新

 政治への関心を持つきっかけは2004年にイラクで日本人3人が人質になった事件で、「平和を守るため何か行動したい」と考えるようになった。大学院生だった、翌年に入党した。
 立候補前は障害者施設に勤務していた。「アドバイスを理解してくれたとき、文句を言っていた利用者と信頼関係が築けたときはやりがいを感じた」。もともとは人と接するのが不得意だったが、挑戦してみようと奮い立って志望した。
 性格は「人から頼まれたら断れないが、頑固な面もある」。趣味は走ること。最初はダイエットが目的だったが、18年と19年の「上野シティマラソン」に10キロコースで出場した。小学生から高校までは野球に打ち込み、大学時代には部員が足りないからと勧誘されラグビー部に2年間所属した。半年前からは両親と暮らす自宅でピアノの練習している。

粘り強く、図太い

岡本栄 氏(69)=無現②

 この4年間の自己評価は「十分でないが、その時々の判断すべきこと、的確・迅速に判断してきた」。市役所移転とセットと考える旧庁舎を活用した中心市街地のにぎわいづくりという課題が残っており、「2期やっても片付かないし、困ったもんだと。これだけはやっておかないと」と3期目を目指す。
 性格は「意外と粘り強く、図太い。折れない。この仕事で大事なこと」。趣味は美術館・博物館巡りや山野草など植物の栽培。携帯電話は10年以上使っていた従来型機種から2年前にスマートフォンに替えた。最近では駅に置かれたピアノを通りすがりの人が演奏する動画をよく見る。
 一人暮らしをする自宅では、約半年前から「居候」の雄猫を世話している。幼いころからずっと猫を飼っていたといい、「気ままで言うことを聞かないが、癒やされる」。庭のコイやメダカも育てている。

信じやすいが、慎重

森川徹 氏(43)=無新

 座右の銘は、父が付けた名前の由来と同じ「徹頭徹尾」。35歳で市議に初当選し、今年4月から辞職するまで約半年間、副議長を務めた。
 小学2年からサッカーを始め、所属していた地元のスポーツ少年団で指導を20年以上続けている。高校卒業後は、市内の自動車整備販売会社を経て、父が経営するゴム部品製造会社で働き、専務を務める。
 性格は「信じやすい。でも慎重」。奇麗好きで、スーツのスラックスは、しわが気になるのでアイロン掛けは欠かさない。娘2人は結婚し独立、現在は一人暮らし。家事全般をこなし、料理でよく作るのはポトフなどスープ類で、長女が高校生のときは毎朝弁当を作っていた。
 孫2人も娘で、「大切な存在。元気がもらえる」。帰省時は夢中になってスマートフォンで写真を撮っている。