三重県は11月2日、鈴鹿市の10代男子中学生といなべ市の10代女子高校生が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ568人となった。

 発表によると、鈴鹿市の10代男子中学生は、10月28日に37度台の発熱と咽頭痛が発生。30日に県内の医療機関で検体採取し翌日に陽性が判明した。男子中学生は26日から28日に登校、27日に習い事で外出していた。現時点で確認されている濃厚接触者は同居家族3人と学校関係者31人。

 いなべ市の10代女子高校生は、28日に38度台の発熱。翌日に解熱したものの30日に再度症状が出現した。女性は27日、29日に登校。県外への訪問歴はなく、県外の方との接触歴は調査中。現在は無症状で、濃厚接触者は同居家族2人と学校関係者52人。

 県では2日、10月29日に感染が確認された鈴鹿市の同居家族6人のうち3人の濃厚接触者計113人の検査がすべて終了し、陽性が1人、陰性が112人と発表した。

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