茶の製造販売所を営む名張市夏秋の福井英治さん(65)は、近所で耕す約30平方メートルの畑で、熱帯果樹の代表格・パパイアの栽培に取り組んでいる。今年初めて、ラグビーボールのような形の緑色の実がなった。【パパイアの実の成長を確認する福井さん】

葉はお茶に

 4月に30本の苗を植え、10月までに高さ約2・3メートルに成長。そのうち5本で30個ほどの実がなり、大きなものは直径20センチにもなる。

 3年前から、パパイアを栽培する市内の知人に葉をもらい、焙煎加工して「青パパイヤ葉茶」として商品化。翌年から自身でも栽培を始めたが、葉は生えても実が付かなかった。畑の場所を変えたり、有機肥料を与えたりと試行錯誤した結果、ようやく念願がかなった。

 10月下旬には収穫予定で、「葉はお茶に、茎はスライスしてウサギの餌に。実はどんな味がするのか、家族で楽しみたい。来年は出荷できるくらいの数を育てたい」と話した。

2020年10月24日付782号2面から