名張市議会の議会改革特別委員会(福田博行委員長)は9月23日、市長選と市議選を同日実施することについて各会派の意見をまとめた報告書を富田真由美議長に提出した。議員18人中少なくとも15人が賛成の意向で、議会の自主解散に必要な要件を満たすことから、2022年に同日選が実施される公算が大きくなった。【富田議長(左から3人目)に報告書を提出する福田委員長(左から2人目)ら=名張市鴻之台1で】

 同市では、ともに4年に1度の市長選を4月、市議選を同じ年の8月に行ってきた。2018年には3月定例会で同日選に向けた自主解散議案が審議されたが否決されている。自主解散には全議員の4分の3以上が出席し、その5分の4以上の賛成が必要。

 報告書によると、市議会の5会派のうち、公明党(4人)と清風クラブ(4人)、心風会(3人)、喜働(2人)と、会派に所属しない無会派(2人)の議員計15人は実施に賛成。自由クラブ(3人)は議員の各判断に委ねるとして賛否を明らかにしなかったが、自主解散に必要な5分の4を超える議員が賛成の考えとなる。

 報告書を提出した福田委員長は「各議員の考え方が変わらない限り、今度は実施できるのかなと思う」と話した。富田議長は「前回は『時間が足りない』『協議を深めるべき』などの意見があり、諮問させて頂いた。報告書をまとめて頂きありがたい」、2018年8月の市議選で初当選した坂本直司副議長は「前回は選挙が早まるものとして準備するしかなかった。確定ではないものの、次に出ようとする人には参考になると思う」と話していた。