旧庁舎より3744万円増 光熱水費ほぼ同額


 2019年1月に開庁した伊賀市役所新庁舎の維持管理経費が、移転前まで使っていた旧庁舎(上野丸之内)の7895万円より3744万円増の1億1639万円に上ることが分かった。委託費の増大が主な要因で、光熱水費も旧庁舎での支出額とほぼ同じだった。現在空き家状態の旧庁舎は市が図書館など複合施設としての利活用を計画しており、 今後更に “ハコモノ”にかかる経費が膨らむ可能性がある。

 比較した庁舎管理経費は、現在開会中の市議会9月定例会で審議する19年度と、2年前に議会認定された17年度の各決算資料。光熱水費は旧庁舎がボイラーによる空調設備の重油代294万円と合わせ約2317万円だったのに対し、新庁舎は約2305万円だった。

 光熱費の種別では、電気代が200万円増の約1804万円、ガス代が170万円増の約390万円、水道代が89万円減の109万円だった。市管財課は理由について、延床面積が5927平方メートルの旧庁舎に対し、地上5階建ての新庁舎は1万4289平方メートルと2・4倍になったと説明。床面積1平方メートル当たりの経費は1万3322円から約6割の8146円に減り、大山田支所(平田)の教育委員会や阿山支所(馬場)の建設部など分散していた一部の部署を新庁舎に集約し、全体の庁舎管理経費を削減できたとしている。