伊賀市立上野総合市民病院と県立看護大学(津市)は8月27日、質の高い看護師を育てるため、教育や研究の推進、職員の育成などに取り組む連携協力協定を結んだ。

 伊賀市役所で行われた調印式には、大学側から菱沼典子理事長ら3人が出席。今後は学部生の実習や職員として、卒業生の受け入れなどを通じ連携・協力する。

 県立看護大との連携協力協定は、昨年3月に岡波総合病院(伊賀市上野桑町)が締結しており、今回で県内12例目。市民病院によると、勤務する看護師約150人のうち、約1割が同大学の卒業生だという。

 また、伊賀市はこの日、第一生命保険の三重支社(永禮淳司支社長)と地域社会の発展や市民サービスの向上を目的とした包括連携協定を結んだ。

 同社は今後、市が実施する保健事業や健康推進事業などの案内ちらしを営業スタッフが顧客らに配布したり、高齢者の見守り活動などに協力する。

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