地域の行事やコンサートなどに出演し、保育園や高齢者施設での訪問演奏も行っている名張市のマンドリンサークル「La・マンドリーナ」は、仲間と合奏できる楽しさを感じながら、涼やかな音色を届けている。

 24年前、講習会の参加者を中心に結成し、現在は50代から70代の10人が月に2回、百合が丘市民センター(百合が丘西5)に集まっている。例年春の「そよ風コンサート」、秋の「地域フェスタ」などで演奏しているが、今年は出演機会が減り、活動も2か月間休止。そんな中でも感染防止に気を配りながら、次の機会に向けてマンドリン、マンドラ、ギターの腕を磨いている=写真。

 レパートリーは「愛の讃歌」や「星のフラメンコ」、「ラジオ体操第1」など、幅広いジャンルの300曲ほどで、代表の濱屋恵子さんと夫の道夫さんが全体のまとめ役となっている。

 結成当初からのメンバーは「これまで続けて来られたのは、ゼロからのスタートでも根気良く気長に教えて頂いたおかげ」、濱屋さんは「今後もメンバーが健康で、ボランティア演奏などを続けていけたら」と話した。

2020年7月11日付775号3面から

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