名張署は7月10日、詐欺の被害を未然に防止したとして、名張市松崎町の「ローソン名張松崎町店」アルバイト店員、奥田実幸さん(37)と同店に感謝状を贈った。【感謝状を受け取る奥田さん(右端)ら=名張市蔵持町芝出で】

 奥田さんは6月26日午後6時30分ごろ、電子マネーカード1万円分を求めて来店した市内の70代女性に事情を聞いたところ、「家の固定電話をつないだまま来た」などと話したことから詐欺を疑い、すぐに同署に通報した。女性は自宅のパソコン画面に表示されたメッセージに従って電話をしたところ、外国人風の男の声で電子マネーカードの購入を指示されたという。

 贈呈式には、奥田さんと同店の宮本智博オーナー(42)が出席。感謝状を受け取った奥田さんは「後で女性から『助かった』と言って頂いた。被害が出なくて良かった」と話した。近藤順一署長は「異変に気付いて頂いたおかげで、被害を防ぐことができた。大変ありがたい」と感謝を述べた。