署長 金川裕之

 伊賀警察署長の金川裕之でございます。

 本年3月2日に署長を拝命しました。伊賀署での勤務は2回目となりますが、明治21年にさかのぼるこの地域での警察の歴史に恥じないよう、また深みのある風情あふれる伊賀の地で再び勤務できる誇りをかみしめながら、日々勤務しているところであります。

 皆さんにごあいさつができるせっかくの機会を頂きましたので、伊賀署管内の治安情勢などについて触れさせて頂きます。

 まず、昨年の犯罪情勢ですが、刑法犯認知件数は475件、前年比マイナス4件とわずかに減少しました。しかし、車上ねらいや忍込みなどの住宅対象窃盗は増加しました。また、特殊詐欺は1件発生し、330万円の被害となりました。

 次に交通事故については、昨年は人身事故が116件と、昨年比で15件の減少となりましたが、亡くなられた方は4人と、前年比で1人の増加となり、その半数が高齢者の方でした。

 本年3月末では、刑法犯認知件数は減少を維持しているものの、忍込みや車上ねらいが増加している他、2月に特殊詐欺が発生し約200万円の被害が出ています。また、交通事故では、人身事故は前年同期と同数の発生であるものの、1月には軽四乗用車の自損事故により運転者の女性が亡くなられるなど、予断を許さない情勢にあります。

 このような情勢を踏まえ、伊賀署といたしましては、安全な伊賀市で市民の皆さんが安心して暮らせるよう、署員一丸となって取り組んでいく所存であります。

 これまでに市民の皆さんと築き上げてきた“安全”という暮らしの礎を守るため、誠心誠意努力を続けてまいりますので、今後とも警察活動に対するご理解とご協力をよろしくお願いします。

 なお、不要不急の外出を控えるなど、皆で新型コロナウイルス感染拡大を防止しましょう。

2020年4月25日付 770号 18面から