新型コロナウイルス感染拡大の難局を乗り越えようと、伊賀市上野東町の和菓子店「菓匠 桔梗屋織居」前に設置されている忍者人形に4月29日、「しばらく籠城でござる。ゆだんめされるな、にんにん」などのメッセージが添えられた。【 〝籠城〟を呼び掛ける忍者人形と中村社長=伊賀市上野東町で】

 人形は、開催が延期されている伊賀上野NINJAフェスタの関連イベントのため、同店の協力で4月1日に同実行委員会が設置したが、25日朝に腕や脚などのパーツがばらばらに外された状態で地面に落ちているのが見つかった。悪質ないたずらとみられたが、修理には至らず元に戻ったという。

 メッセージを添えた同店の中村伊英社長(60)は「バラバラになっても見事復活した忍者に、一役買ってもらった。ゴールデンウィークは本来、人を呼び込む時期だったが、ここは皆で感染予防や外出自粛を心掛け、耐え忍ぼうという思いを託した」と話した。