伊賀市役所で4月7日、市内で暮らす20代の女性カップルにパートナーシップ宣誓書のカード型受領証を初めて交付した。2人は同制度が始まった4年前に市内で初めて宣誓書の受け付けをした第1号の同性カップルで、岡本栄市長からカードを受け取った。【伊賀市が女性カップルに交付したカード型の受領証=同市四十九町で】

 市は今年3月に同制度の要綱を一部改正し、同性カップルが希望した場合はカード型の受領証を交付できるようにした。大きさは縦5・5センチ、横8・5センチで、市営住宅の入居申し込みや市立病院での手続きに活用できるが、これまでは紙の受領証しか扱っていなかった。

 カードへの署名を終えた後、2人は取材に「携帯できることが一番。提示するときにありがたい」「最終的には受領証がなくても普通に認められるようになってほしい」と答えた。岡本市長は「第一号のカード所有者になって頂いた。伊賀市では市民それぞれが自分らしく、それぞれが大事にされる社会になるよう頑張っていく。また意見を聞かせてください」と述べた。

 市人権政策課によると、県内29市町で同制度を実施しているのは伊賀市だけで、2016年4月の施行から受領証を交付したカップルは5組だという。