名張市富貴ケ丘の老人会「富貴の会」は3年前から毎年、会員有志が古タオルを持ち寄って雑巾を200枚前後作り、地元の児童たちが通う比奈知小学校(同市下比奈知)に寄贈している。

 2月21日、会員18人がタオルや裁縫道具を持って集会所に集まり、針仕事に慣れていない人も、手際良く仕上げる人も一緒になって、時に談笑も交えながら縫い上げていた=写真。当日参加できなかったが自宅で縫った雑巾を届けてくれた会員も10人おり、各自が作ってきたものと合わせ310枚を、役員4人が同25日に同小へ届けた。

 会員の中出道代さん(82)は「古いタオル1枚も無駄にせず、子どもたちに使ってもらえるよう、心を込めて縫っている。手縫いの丈夫な雑巾を役立ててもらえたら」、同会の本小幸男会長(79)は「登下校の見守り活動なども含め、自分たちが暮らす地元へ少しでも助けになれば」と話した。

2020年3月14日付 767号 2面から