伊賀市議会は3月16日の総務常任委員会で、3月定例会に提出されている5議案などを審議した。上野運動公園陸上競技場(同市小田町)の設備改修か新規建設によってJリーグ基準のスタジアム整備を求める請願について、委員からは整備費用や実現性などについて質疑はあったものの、全会一致で賛成した。【上野運動公園陸上競技場=伊賀市小田町】

 同競技場は女子サッカー・なでしこリーグ1部の「伊賀FCくノ一三重」の本拠地で、請願は伊賀市サッカー協会(川瀬聡会長)が提出したもの。2021年夏創設の「女子プロリーグ」参加に求められる、個席で5000人以上収容可能なスタンド、1500ルクス以上のナイター設備などの基準を満たす多目的スタジアムとして、同競技場を改修するか、新規建設を求めている。

 この日の会議で委員からは、整備費用、国・県からの補助などについて質問があり、市スポーツ振興課の福谷日出夫課長は、男子サッカー・JFLの「ヴィアティン三重」が本拠地とする東員町スポーツ公園陸上競技場を例に挙げ、「総工費27億円に加え、リーグ基準を満たすべく7億5千万円の改修工事費をかけている」と述べた。他にも委員からは「整備には賛成だが実現性がない」「国や県からの補助金について継続的に調査を進めてほしい」などの意見が出た。