伊賀保健所管内で新型コロナウイルスの初感染者が出たことを受け、名張市は3月11日、亀井利克市長を本部長とする「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置した。この日は、小中学校の一斉臨時休校を24日まで再延長することなどが決まった。【新型コロナウイルス感染症対策本部の様子=名張市役所で】

 6日に休校期間を22日まで延長したが、更に引き延ばした。18日または19日に予定されている小学校の卒業式は、時間を30分以内に限定した上で証書の授与のみ行い、25日の小中学校の修了式は各教室で実施することとした。休校を受け開所時間を早めている放課後児童クラブにも、対応延長を要請する。

 また市は、体育施設や文化施設の休業期間を31日まで延長。子ども支援センター「かがやき」(同市桔梗が丘西3)と、未就園児が利用するマイ保育ステーション(赤目保育所、昭和保育園、みはた虹の丘こども園内)については同期間の利用自粛を求めていくとした。

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