県内最初の鉄道駅として知られるJR柘植駅(伊賀市柘植町)が2月で開業130周年を迎える。この機会に、地元の柘植地域について広く知ってもらおうと、郷土市民グループ「ランプの会」と柘植地域まちづくり協議会が共同で「柘植のホント!かるた」の第2版を完成させた。【第2版のかるたを手にする城出会長=伊賀市柘植町で】

 元教員の田中重之さん(79)が柘植の歴史や神社仏閣・史跡・行事などをテーマに切り絵の原画を作り、同グループの梅田徹さん(91)らが読み札を考案。今回は開業130周年の記念にと、絵札の色使いや文字のサイズを変えたという。

 題材は、松尾芭蕉の祖先とも言われる豪族・福地氏、徳川家康の「伊賀越え」に関わりがある徳永寺、幼少期を柘植で過ごした作家・横光利一など。読み札の裏には開業130周年記念のロゴも印刷した。

 同協議会の城出憲一会長(71)は「柘植のいろんな魅力が紹介されています。必要な方には有償でお分けすることもできますので、お尋ねください」と話した。

 1月には駅構内の跨線橋に設置したかるたパネルの除幕イベントがあった。2月19日午前10時25分ごろには、関西線と草津線の到着列車が入線するタイミングに合わせ、オカリナの伴奏で来場者が鉄道唱歌を歌い、乗降客に記念品を配る予定。

 かるたの入手方法など問い合わせは同協議会事務局(0595・45・8880=同市民センター内)まで。

2020年2月8日付 765号 11面から