「大の犬猫好き」を公言する、伊賀市上野丸之内のパート従業員、稲岡愛子さんが、好きが高じて手作りを始めたペット用のシュシュやバンダナが人気を呼んでいる。【愛犬のコロンをひざに乗せ作品を紹介する稲岡さん】

 猫の「チャー」(雌、13才)、犬の黒柴「ひな」(雌、7才)、ポメラニアン「コロン」(雄、4才)を飼っており、3年ほど前に写真投稿サイト「インスタグラム」でペットの写真を投稿し始めた。犬がバンダナやシュシュを着けている投稿写真が多いことから、「自分も作ってみようかな」と思ったのが始まり。

 高校時代に経験した服作りや浴衣作りなどの技術を生かし、子どもが小さいころは、服や浴衣を手作りしたこともある。図面を書き、“うちの子”ピッタリに仕上げることに試行錯誤する。2年前の3月、桜のバンダナをひなに着用し投稿したところ「可愛い」とコメントが入り始めた。

 その後も愛犬用の装飾品を次々に作り、投稿を続けると反響も大きくなった。ついにはインターネットのハンドメイドマーケットなどに「ひなコロママ」の名前で出品し、人気も出てきたという。

 制作は仕事と家事が終わった夜。定番の柄に加え、クリスマス柄や正月用の和柄など、季節感を大事にしている。購入者からは「服は嫌がるけど、これなら着けてくれる」と好評だ。

全国から注文

 自分の作品を着用したペットの姿が投稿されているのを見ると、とてもうれしいそう。全国から注文が入り、交流の場も広がってきたという。“ママ”の手作りシュシュで、ひなとコロンも幸せそうだ。

2019年11月9日付 759号 3面から