金融機関を狙った強盗発生に対応するための防犯訓練が12月9日、名張市新田のJAいがふるさと名張東支店(森嶋康介支店長)であった。【模擬凶器で脅す犯人役の署員=名張市新田】

 名張警察署の協力で実施。同支店の職員34人と名張署員2人の計36人が参加した。

 訓練は、マスクやサングラスで顔を覆った犯人役の男性署員が、店内に押し入り、模擬拳銃でいかく、「早くしろ」などと叫びながら現金を要求し、強奪後に車で逃走するという想定で実施された。その後、職員たちは犯人の特徴や車種などを憶えていたかを確認した。

 同支店の山田涼子さん(60)は「拳銃を突きつけられると委縮してしまう。訓練を通じて、あらかじめ対応の手順を決めておくことが大事だと感じた」と話した。

 訓練後には同署生活安全課の戸田靖紀係長(38)から講評があり、「現場では身の安全を第一に、犯人の特徴や車両ナンバーの記録、逃走の際にカラーボールを投げるなど証拠収集に協力してほしい」と現場対応の重要性を話した。