上野税務署などが募集していた2019年度の「税に関する高校生の作文」で、近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘7)2年の吉松陽菜さん、武野ゆずはさんが上野税務署長賞、伊賀白鳳高校(伊賀市緑ケ丘西町)1年の御﨑瞳さんが伊賀税務推進協議会長賞を受賞した。【上野税務署長賞を受賞した近大高専の吉松さん(右)と武野さん=名張市で】

 高等教育無償化についてまとめた吉松さんは「たくさんの人が収めている税金のおかげで、大学へ進んで勉強することもできる。大人になったら自分も、いろんな人たちを支える側に回りたい」、保険や高額療養費制度など社会保障の重要性をテーマに執筆した武野さんは「家計への負担が減って助かることは多い。『なぜこんなに払うの?』と思わず、気持ち良く税金を納めていきたい」と思いを話した。

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