伊賀市議会12月定例会が11月25日告示され、会期は12月2日からの24日間に決まった。市は開会日の2日に補正予算8件を含む44議案を提出する。

 一般会計は5805万円の減額で、補正後の予算額は452億9938万円。主な要因は同市長田に建設した試運転中の汚泥再生処理センターが2020年3月までに外構工事が完了しないためで、予定していた必要額9億8505円は来年度当初予算に計上する。

 新規事業では、来春の開館を予定する「伊賀市ミュージアム青山讃頌舎(あおやまうたのいえ)」(別府)の改修工事や備品購入の準備経費458万円、増加する外国人住民の相談対応として多言語コールセンターの活用や窓口用タブレットの購入経費43万円、複合施設化する「ふるさと会館いが」(下柘植)に移転する地区市民センター移転の改修費100万円などを盛り込んだ。

 「伊賀市ミュージアム青山讃頌舎」関連では設置条例も提出する。同施設は2018年2月に日本画家・故穐月明さんの家族が作品や資料とともに土地建物を市に寄贈。市は市立美術館の一つにする計画だったが、9月定例会では否決された。今定例会では施設名称の一部を変更、開館時間を30分短縮している。

 議案は他に、文化振興条例の制定や入館者数が減少傾向で建物が耐震基準を満たしていないことから「ふるさと会館いが」に移設する「柘植歴史民俗資料館」(柘植町)の廃止条例も予定している。