11月28日に名張市松崎町のadsホールで開かれるシンポジウム「第10回名張で学ぶがん医療」を企画した市がん・難病相談室専任相談員の広野光子さん(78)ら実行委のメンバーが7日、市役所を訪れ、亀井利克市長に開催に向け意気込みを語った。【意気込みを語る広野さん(中央)ら=名張市鴻之台1で】

 シンポジウムでは、国立がん研究センター名誉総長で医師の垣添忠生さんによる基調講演「高齢社会をイキイキ生きる」や、広野さんらがん経験者を交えたパネルディスカッションなどがある。

 「名張で学ぶがん医療」は毎年約80人規模の講演会として開いてきたが、10回目となる今年は、聴衆700人を目指して企画。広野さんは「参加した皆さんが満足できる、かつてない規模、内容のシンポジウムとして絶対に成功させたい」と意気込む。

 亀井市長は「2人に1人ががんになる時代で、予防も大事だが、がんといかにうまく付き合うかということも大きなテーマ。皆さんとても関心のあることだ」と声援を送った。

 シンポジウムは午後2時から同4時半まで。入場無料で申し込み不要。

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