全国視覚障害者卓球大会に、音の鳴る球を転がして打ち合う卓球「サウンドテーブルテニス(STT)」で名張市百合が丘東1の自営業、森澤吉行さん(58)が出場する。10月30日に市役所を訪れ、「ベスト4を目指す」と意気みを語った。【大会に向け意気込む森澤さん=名張市鴻之台1で】

 森澤さんは難病の網膜色素変性症を患い、40代後半で失明。外出時は盲導犬が付き添っている。7年ほど前に知人の紹介でSTTを始め、4年半前に市総合福祉センターふれあい(同市丸之内)に専用の卓球台が導入されたのを機に参加者を募りグループを結成。現在は7人の視覚障害者を含む15人で、週2回練習を積んでいる。

 東京都国立市で11月9日、10日に開かれる同大会には日本視覚障害者卓球連盟東海ブロックの推薦で、4年連続の出場。「スピードの変化やコースの打ち分けを読み、駆け引きするのが面白み。人間関係も広がる」と魅力を語った。