名張市は7月31日、2019年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。全国の平均正答率と比べ、小学校の国語が3年ぶりに上回り、中学校は3教科全てで上回った。

 全国学力テストは小学6年と中学3年が対象で、同市では小学校14校の計617人が国語と算数の2教科、中学校5校の590人が国語と数学、英語の3教科を4月に受けた。英語は今回初の実施だった。

 同市教育委員会によると、平均正答率は全国が小学校「国語」63・8、「算数」66・6、中学校の「国語」72・8、「数学」59・8、「英語」56・0だった。市の平均正答率は文部科学省から提供された小数点以下を四捨五入した整数値で、小学校の「国語」が65、「算数」が66、中学校の「国語」が75、「数学」62、「英語」58だった。

 結果に対し同市教委は、「全体的に昨年度より改善してきている」と評価。中学3年生が小学6年生で受けた同調査の結果との比較では、国語で全国比2・9ポイント、数学(算数)で4・7ポイントの伸びが見られ、コミュニティ・スクールや小中一貫の取り組みなどの成果が出たとして、授業改善や課題克服をさらに推進するとした。