名張市は7月5日、同市安部田にある市郷土資料館の整備で不適切な契約をしたなどとして、総務部の男性主任(33)を地方公務員法違反で減給2か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。上司3人も戒告処分などとした。発令は同日付。

 市人事研修室によると、今年3月に当時教育委員会文化生涯学習室の所属だった男性主任が予算措置を経ずに空調工事など3件の契約(計約101万円)を独断で締結した上、市が定めた手順に従わず、契約した業者に他社が作成した見積書もあわせて提出させるなどしたという。

 また、県の交付金を充てた同館の木質化事業で、対象外の窓用防犯フィルムやカーテンレールを対象となる木製げた箱の工事に含ませ、分からないよう装った見積書作成を業者に指示していた。

 更に、直属の上司にあたる女性係長(50)に対して性別や年齢に関わる侮辱的な言動を繰り返した他、この上司の起案事項に対し男性主任が決裁する手順を常態化させていた。

 この問題で、女性係長も指揮監督義務違反で戒告、部下の不適切な事務処理手順を知りながら、係長からの相談にも適切な指導を行わなかった同室の室長(58)を管理監督義務違反で減給1か月(10分の1)、教育次長(59)を同違反で戒告の処分とした。