2021年三重国体のホッケー会場になっている名張市の「百合が丘コミュニティ広場」(百合が丘西5番町)が7月末の完成を目指し、工事が大詰めを迎えている。8月には竣工の記念行事や今年の国体予選の試合を予定しているが、市民からは計画に盛り込まれなかった夜間照明設備の要望が多く、市は財源確保の方法などを検討している。

 市国体推進室によると、人工芝化したコートの広さは南北約102㍍、東西約62㍍。フィールドは日本ホッケー協会の公認仕様で、東側に470人収容の観客席を備える。総工費約3億円。工事は約1年前に着工し、今年3月に完了予定だったが、一部で地盤改良の必要が出たため、工期を約4か月延長した。

 国体の期間中は駐車場にある既設の公衆トイレの他、仮設を設置する。選手の更衣室はテントで対応し、隣接する市民センターや教育センターの活用も想定している。

 同施設はグラウンドゴルフやフットサルなどの競技にも利用されることから、夜間照明に対し地域や各団体から設置を求める声が上がっている。ある競技関係者は「部活動や仕事帰りの社会人にとって照明設備は必要。日没が早くなる秋以降、照明がなければ稼働率が下がるのでは」と話した。

2019年6月22日付750号2.3面から