普段使いのできる、花や抽象模様の絵付けを施した茶碗や皿など「見て楽しく使いやすい食器」をモットーに制作している、宇陀市榛原ひのき坂の井上三智子さん(57)=写真=は「伊賀の手づくり作家展」に出展する。

 何かを作ったり、絵を描いたりするのが好きだった井上さんは25年ほど前、桜井市の陶芸教室に通い始めた。さまざまに成形した土を高温で焼き、窯から出した瞬間に色とりどりの器として生まれ変わる不思議さに感動した。夢中で3年ほど習い、講師のアシスタントを務めるまでになった。

 その後は地元の陶芸家に師事し、2001年には自宅に工房を設けて電気窯も備えた。現在は県内外の作品展やイベントに出展するなど、精力的に活動している。

 今回は、最近の作品を中心に約100点を展示・販売予定。井上さんは「オリジナルの絵柄で、味わいを大切にしている。ぜひ手に取ってご覧頂ければ」と来場を呼び掛けた。

2019年6月8日付749号14面から