設備の老朽化で解体を計画している伊賀市小田町の上野運動公園プール跡地について、市が少年用サッカーやフットサルのコート、グラウンドゴルフなどで利用できる人工芝の夜間照明付き多目的広場に整備する方針を明らかにした。これまでは2021年開催の「三重とこわか国体」で女子サッカーと軟式野球の選手らがサブグラウンドとして使うと説明していたが、市が閉会後の具体な活用案を示すのは初めて。【 人工芝多目的広場への整備計画が明らかになった上野運動公園プール 】

伊賀市の上野運動公園

 5月17日のスポーツ推進審議会で市が説明した。防球ネットを含めた本体工事とLEDの照明施設にかかる費用は計約1億8千万円。広場の面積は約5200平方メートルで、少年サッカーの場合は長さ64㍍、幅40㍍のコート、フットサルは長さ40㍍、幅25㍍のコートが2面分とれる。跡地北側は広さ1600平方メートルの多目的スペースを設ける予定。

 19年度当初予算に含まれている解体経費は約7740万円。プール廃止を巡っては、市が3月定例会で提案した体育施設から外す条例改正案に対し、議会側が他施設への送迎バスなど休止期間中の代替事業について、結果説明やサービス維持への新たな対応手段を示していないと反発。プールを条例に残すよう修正した。市は6月定例会で再提案の意向で、引き続き理解を求めていくという。