伊賀市御代にあるのは「ゲストハウス忍舎」。管理する後藤美知男さんは3年ほど前、長女夫婦と空き家だった同地に引っ越したことをきっかけに、家族で経営していくことを決意した。地区の行事にも積極的に参加することで地元になじみ、2017年4月にスタートさせた。【「忍舎」と書かれた看板の前に立つ後藤さん=伊賀市御代】

 宿泊スペースは木造2階建ての離れを改装したもので、6畳の和室と8畳の洋室の2部屋。簡易シャワーとミニキッチンも設置した。

 現在までに約180組の利用があり、うち約8割が欧米や中国からの外国人利用者だった。「忍者」を目的に来日する人やリピーターも多いといい、利用者には出来るだけ新しい情報を提供することを心掛けている。春と秋には、施設の前にある田んぼで利用者と一緒に田植えや稲刈りも楽しんでいる。

 最近は、日本文化にもっと触れてもらえるようにと、書道体験も始めた。「筆に慣れるため、まずは簡単な丸を書くことから始めています」と後藤さん。そろそろ始まる田植えを、利用者と一緒に汗を流すのを楽しみにしている。

2019年4月20日付746号21面から