毎月21日の「防犯の日」に合わせ、名張市生活安全推進協議会の防犯部会や名張署などは4月22日、市内のスーパーで買い物客らに啓発物品を配布し、街頭犯罪や特殊詐欺の抑止を呼び掛けた。【啓発物品を配る名張市生活安全推進協議会のメンバーら(市提供)】

 この日は午後3時から約30分間、同部会の奥田信雄会長や同署の近藤順一署長ら約15人が、マックスバリュ名張店(同市蔵持町原出)の出入口付近で啓発活動を実施。「振り込め詐欺にご注意」と書かれたメモパッドやステッカー、ちらしなどを手渡した。

 奥田会長は「こうした『見せる活動』を通じて、地域の皆さんに少しでも防犯意識を持ってもらえたら」、近藤署長は「警察だけでは安心・安全のまちづくりはできない。不審者情報や特殊詐欺などに注視し、啓発に努めていけたら」と参加者らに呼び掛けていた。

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