女子サッカー・なでしこリーグ1部の伊賀FCくノ一は3月31日、伊賀市小田町の上野運動公園競技場でジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦し、4-0で今季初勝利を飾った。キャプテンのMF杉田亜未は全得点に絡み、ハットトリックを達成した。【先制点となるPKを決めたくノ一主将の杉田(左)=伊賀市で】

 くノ一は前節に続く本拠地戦で、前半に3点のリードを奪い、ジェフLを圧倒。セットプレーのチャンスを生かした。

 先制点は前半10分、ペナルティエリア内で倒された杉田が自らPKを決めた。31分にはセンターフォワードの道上彩花が頭で押し込み、移籍後初のゴールを記録。杉田はその5分後にも、約22メートルの距離から直接フリーキックを右足で沈めた。

 後半もくノ一が優位に試合を展開。同33分には杉田がサイドバックの作間琴莉からのパスをダイレクトで合わせ、ジェフLを突き放した。

 くノ一の通算戦績は1勝1分1敗で10チーム5位。試合後のインタビューで、杉田は「チームの皆がハードワークとチームワークを出せた。歓声が力になった」と勝利を喜んだ。

 大嶽直人監督は記者会見で「立ち上がりは強風の中でどっちに転ぶかわからなかったが、集中して我慢強くプレーできたのが大きかった。こぼれ球への寄せも早く、選手たちの精神的な強さが見えた」と評価した。

 リーグの次節は4月20日。滋賀県の東近江市布引グリーンスタジアムでINAC神戸レオネッサと対戦する。7日はリーグカップ予選の初戦で、宮城県利府町のひとめぼれスタジアム宮城でマイナビベガルタ仙台レディース戦がある。