県立上野高校演劇部の創作公演「マナツの恋」が4月13日午後2時から、伊賀市上野丸之内の史跡旧崇広堂で開かれる。同部には12人が所属。原作は部長の入交あずみさん(2年)、演出は石本胡桃さん(1年)が担当し、同世代の女子高生を主人公にした「少し切ない青春物語」。【元気あふれる部員たち=伊賀市上野丸之内で】

 昨春から準備に取り掛かり、脚色には特に力を入れた。部員全員が意見を出し合い、何度も話し合いを重ねて完成させたという。舞台装置に使う大きなパネルや今までにない本格的な大道具も部員たちの手作り。

 昨夏に県演劇中南勢地区大会で、秋には同高の文化祭で上演して評判を呼び、今回は一般を対象とした公演となった。部員たちは「高校演劇ならではのパワーと魅力を発揮した舞台になっています。ぜひご覧ください」と話している。

 チケットは前売り500円で、120人限定。会場の他、伊賀市文化会館などで販売している。完売した場合、当日券の販売はない。

 問い合わせは主催の伊賀市文化都市協会(0595・22・0511)へ。

2019年3月9日付743号7面から

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