伊賀市は2月19日、2019年度の当初予算案を発表した。一般会計は前年度比1・5%減額の446億7446万円で、昨年9月に否決された旧市役所本庁舎を複合施設に改修整備する実施設計の業務委託料など9222万円も盛り込み、26日開会の市議会3月定例会で再提案する。

 歳入は市税全体が148億6556万円で、前年度比4・2%(約6億円)増を見込む。借金にあたる市債は12・8%減の55億5716万円で歳入全体の12・4%を占め、うち合併特例債は19年度に汚泥再生処理センターや小学校給食センターの建設、上野運動公園プールと青山北部公園体育館の解体など計24事業に約37億円を借り入れる。

 積み立てた基金などを取り崩し、事業に充てる繰入金は32・3%減の約16億円となった。合併算定替えの期間終了による減額分などにより15年度から4年連続で減額だった地方交付税は1・2%(約1億1700万円)増の96億6194万円を見積もった。

 歳出は全体の2割を占める人件費が最も多く、88億5700万円で2・1%増えた。次いで多い物件費は庁舎移転経費などの減で0・7%少ない77億9902万円、昨年度は大型事業が重なったことで大幅増だった投資的経費は19・4%減の50億5585万円、借金返済に充てる公債費は0・4%減の63億5020万円、市の貯金にあたる基金への積立金は54・9%増の6億5237万円を計上した。

 基金残高は19年度末見込みで約141億円になり、人口9万2125人(19年1月末現在の住民基本台帳)に対し、市民一人当たりで約15万円。一方、市債残高は前年度比約4億1000万円減の約580億円で、一人当たり約62万円になった。