伊賀市消防本部(緑ケ丘東町)や市民体育館に隣接する多目的広場用地=写真=の活用で、同市はプロポーザル方式による審査の結果、最優秀者にプールなどの健康増進施設を提案した「西條」(同町)が中心の企業グループに決まったと発表した。

 市によると、敷地は約1万2800平方メートル。貸付料が年間936万円以上で、スポーツまたは健康増進施設として活用することなどが条件の公募には西條グループを含む2団体から提案があった。

 同社の提案では駐車場整備に十分配慮した点や、災害時にプールの水を飲料水に浄化し、水温を上げて入浴施設として住民が利用できるようにする点などが高く評価された。

 多目的広場用地は市が県から購入した旧上野商業高跡地の一部で、広場整備後は利用がほとんどなかった。市議会3月定例会に提出する補正予算の中に、土地貸付に伴う県への違約金3335万円を盛り込んでいる。

 同社は建設業や生コンなど建材販売を手掛ける他、市内2か所でフィットネスジムやプールがあるウエストスポーツクラブを運営している。