伊賀市の校区再編で2020年4月に統合する「(仮称)長田・新居小学校」の新校舎見学会が12月12日、同市西高倉の新居小敷地であった。両校の全児童や教職員約230人が参加し、自己紹介などで交流を深めた。【真新しい校舎内の各教室を見て回る児童ら=伊賀市西高倉で】

 現在の児童数は長田小が50人、新居小が158人で、統合校の開校時には206人を見込む。新校舎は鉄筋コンクリート造の3階建て(延べ床面積約3400平方メートル)。1969年3月に建設され、解体が決まっている現新居小南校舎の奥側に建てられた。

 見学式の冒頭、長田小の飯代育志校長は「素敵な校舎で勉強できるのは幸せなこと。長田小の5、6年生はこの校舎で学べないが、皆がつながり、仲間づくりを大切にしてください」とあいさつ。学校紹介では両校の児童代表が米作りやシイタケ栽培など独自で取り組んできた活動を説明した。

 各学年の教室では、児童一人ひとりが自己紹介した。「頑張っていることはサッカー」と発表した長田小4年の百北光輝君(10)は「ドキドキした。長田小がなくなるのは寂しいが、(統合校では)楽しいことをしたい」、新居小4年の武田唯愛さん(9)は「新校舎は奇麗。早く一緒に勉強したい」と取材に答えた。

 市教育委員会によると、長田小の児童は統合校にバスで通学。新校名の「上野北小学校」は12月定例会での議決をへて正式に決まる。新校舎の竣工式は来年1月7日で、新居小の児童は3学期の始業式がある翌8日から新校舎で学び始める。