名張市は12月10日、職員ら867人に冬のボーナスを支給する。支給総額は昨年同期比1859万856円(2・55%)増の7億942万990円だった。

 市人事研修室によると、支給総額減少は、人事勧告の決議がまだのためで、12月下旬に差額が発生し、別途支給される。

 一般職員(平均年齢42歳2か月)の一人当たりの平均支給額は82万8968円(2・275か月分)。一般職で支給額が最も多かったのは名張市立病院の伊藤宏雄院長の179万6737円。モデルケースは、42歳の主査で扶養家族3人、月額支給額34万2600円で、94万5171万円を支給した。

 特別職の支給額は、亀井利克市長が139万8600円(1・85か月分)、前田國男副市長が107万2260円(同)、上島和久教育長が110万4558円(2・275か月分)。特別職の3人は16年4月導入の固定資産税への上乗せ課税「都市振興税」に合わせ、支給額を3割減額している。

 市議会は、川合滋議長が129万4260円(1・85か月分)、阪本忠幸副議長が111万4440円(同)、その他の議員16人のうち、新人議員は1人当たり61万2720円、再選議員は102万1200円。

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