師走を前に事件や事故の未然防止を図ることを目的とした、年末年始特別警戒取り締まりと年末の交通安全県民運動の合同出動式が11月30日、伊賀市四十九町のショッピングセンター駐車場であった。式には伊賀署員や県市の職員、ボランティアや交通安全など関係団体の計約160人が参加した。【街頭パトロールに出るパトカーを見送る参加者たち=伊賀市で】

 岡本栄市長は「忘年会もあるでしょうし、飲酒運転も気を付けていかないといけない。交通弱者と言われる子どもやお年寄りに対するケアが必要で、防犯上も被害に遭いやすい。皆さんの努力によって抑止力を発揮し、交通と防犯の面から安全を確保し、皆が新しい年を平穏に迎えられるようにしたい」とあいさつした。

 川上公二署長は管内の犯罪情勢について「刑法犯認知件数が今年1月から10月末で387件、1日当たり1件強になっている。昨年に比べ約3割減っているが、空き巣が18件と8件増えている」と説明。また、多額の現金を取り扱う金融機関やパチンコ店の景品交換所、深夜営業しているコンビニ店などを対象に特別警戒班を編成して犯罪の発生抑止に取り組むとし、理解と協力を求めた。

 同署によると、今年1月から11月29日までに管内で発生した交通事故の総件数は2492件(昨年同期比4件減)で、人身事故116件(同52件減)、負傷者139人(同65人減)、死者3人(同2人減)となっている。

 期間は特別警戒取り締まりが12月1日から来年1月10日まで、交通安全県民運動が12月10日まで。