「安心でおいしい給食を」との思いで活動続ける名張市の市民グループ「名張だからできる 安心で美味しい給食をすすめる会」が11月28日、上島和久教育長に自校方式の中学校給食提供を求める要望書を提出した。【要望書を手渡す会のメンバーたち=名張市役所】

 要望書では「中学校での給食を自校方式で行うこと」「給食実施に向けてのプロジェクトチームに栄養士や調理員など現場に詳しい専門職を入れること」「あらゆる方策を検討し、市民に周知するとともに、拙速に決定しないこと」などを求めている。会のメンバーは小学校給食の例などを挙げ、自校方式給食の良さを話し、実現を要請した。これに対し、上島教育長は「できる限り取り入れていきたい」と話した。

 同会は、「あったらいいな中学校給食の会」を母体に、約20人のメンバーや市内の小中学校の保護者などで今年結成。各地の学校給食を視察するなどし、「前進的な市町村では、自校方式の給食を取り入れている。地産地消や、食育のことを考えても学校内で作るべき」と考えているといい、今後も市に働きかけていく。

 同市教委では、敷地の問題などから、センター方式にならざるを得ないのではないかとの認識を示しており、「できるだけ早く、方式やスケジュールなどを市民に示せればと考えている」とした。また、事業の着手については、2020年度までに完了させるとしている空調整備を完了してからという。