例年多くの見物客でにぎわう伝統行事「上野天神祭のダンジリ行事」が、10月19、20、21日の3日間、伊賀市中心市街地の本町通り周辺で繰り広げられる。2年前にユネスコ無形文化遺産に登録され、昨年からは週末開催となったが、2年続けて雨に悩まされており、関係者らは晴天を心待ちにしている。【本町通りを巡行するだんじり(2015年10月撮影)】

 19日には、だんじり会館(同市上野丸之内)に展示していた3基のだんじりが各町に帰り、夜には本町通り、二之町通りにちょうちんなどで幻想的に飾った9基のだんじりが顔をそろえる。20日は午後2時から「足揃(あしぞろえ)の儀」があり、大御幣を先頭に、ひょろつき鬼や役行者、悪鬼などの鬼行列が三之町通りを練り歩く。

 21日の神幸祭(本祭)は、菅青会のみこしを先頭に、鬼行列やだんじりなどが東御旅所(同上野車坂町)を午前9時ごろに出発し、軽快なおはやしとともに市街地を巡行する。

 行事を運営する上野文化美術保存会の八尾光祐会長(82)は「指定文化財、無形文化遺産であるという責任と緊張感を持ち、だんじり町も鬼町も皆が心を一つにして取り組みたい」と思いを語った。

 問い合わせは同祭地域振興実行委員会0595・21・0527(上野商工会議所内、平日)へ。

2018年10月13日付733号4面から