更生保護事業の功績をたたえる「瀬戸山賞」を名張市在住の三重県更生保護事業協会副理事長の森本孝子さん(87)が受賞した。県内で初めての受賞。【亀井市長に受賞を報告する森本さん(中央)=名張市鴻之台1で】

 森本さんは48歳の時に、当時の名張保護司会会長らに勧誘を受け、保護司に就任。2007年に定年退職するまでの28年間、青少年や保護監察対象者の更生、犯罪の発生を減らすための活動などを行ってきた。75歳で定年退職したあとも、同協会で、保護司の活動をサポートしている。

 1980年に名張更生保護女性会の立ち上げに携わり、04年には全国で女性として初めての、県保護司連合会会長に就任。会長時代には現在の更生保護法を制定する際に、現役の保護司として衆議院で参考人として答弁をしたこともある。

 受賞の報告に10月10日亀井利克市長を表敬訪問した際には「皆さんの協力を得てこのような賞をもらえた。皆さんのおかげ」と受賞の喜びを話した。