伊賀市議会9月定例会の予算常任委員会で市役所移転後の庁舎に図書館や忍者関連施設などが入る複合施設として改修する実施設計業務委託料に対し、賛成が過半数に満たず「否決すべきもの」となったことを受け、提案者の岡本栄市長が21日、急きょ記者会見を開いた。【予算の否決が及ぼす影響について説明する岡本市長=伊賀市役所で】

 緊急会見は産業建設常任委の審議中に開かれた。岡本市長は開口一番に「この取り扱いが及ぼす影響の大きさを市民に伝えたい」と開催の趣旨を説明。関連予算が認められない場合は「市の元気づくり、にぎわいづくりが止まってしまう」などと憂慮を訴えた。

 予算常任委の採決結果は賛成10、反対11だった。28日の本会議には反対を続けてきた議員2人も加わるが、岡本市長は本会議の採決がある28日までの間に、予算委で反対だった議員本人やその支援者を通じて翻意を促すという。