台風12号が7月29日午前1時ごろに三重県伊勢市に上陸。その後西方向に進み、伊賀地域でも強い風や雨で冠水や倒木があり、市道などの通行止めも発生している。

 伊賀市では午前8時40分には災害対策本部を廃止したが、同9時30分現在で、倒木などにより約30か所の市道などで通行止めが発生していたが、順次パトロールなどの対応を行い、規制解除される予定。また、市内のアパートで瓦が散乱し、近隣の車に当たるなどする被害も発生している。

 名張市では、同11時19分に、大雨(土砂災害)警報が再度発令されており、国道165号のすずらん台から青山羽根間で片側通行となっている他、赤目口駅の近鉄大阪線高架下の冠水などが発生している。また、同赤目町長坂の日本サンショウウオセンターなど9軒の建物で床下浸水の被害があった。

 同11時15分現在、JR草津線と関西線では運転を見合わせている。また、近鉄大阪線も名張駅から大和八木駅の間で運転を見合わせており、運転再開は正午の予定。名張から伊勢中川間は本数を減らして運行している。伊賀鉄道は通常通り運行している。

 津地方気象台によると、台風は西に進んだものの、台風を取り巻く雨雲が、県内に入ってきており、断続的な雨が続く見込みで、激しく降るところもあることから、引き続き土砂災害などへの警戒を呼び掛けている。