名張市議会の6月定例会が26日に最終日を迎え、各提出議案の採決が行われた。注目された議員定数を削減する条例制定の議案は賛成多数で可決された。【議員定数削減の条例を定める議案の採決で賛成起立する議員=名張市鴻之台1で】

 定例会初日の8日に、議員13人から、議員定数を現行の20人から18人に削減する条例案が上程されていた。採決では15人が賛成、3人が反対の賛成多数で可決。8月26日投開票の市議会議員選挙から適用される。議会事務局によると、名張市議会での定数削減は、1966年に24人から20人になって以来52年振りとなる。

 委員会付託議案は10案全て原案通り可決。補正予算についての2議案も全会一致で可決された。また、比奈知地区の中継ポンプ施設の設置工事に係る契約金額を約76万円増額する議案と、議員が提出したヘルプマークの普及推進を求める意見書提出についても可決された。

 議会の最後には改新の柏元三議員と山下登議員が提出した若者条例議案を巡って、2議員から臨時議会開催の要求があり、即時議会運営委員会が開かれることになった。

 福田博行議長宛てに定数削減の要望書を提出した、名張地区区長会の角田勝会長も傍聴席で採決を見守り「財政が厳しい中、市民目線で考えてくれたことが喜ばしい。同日選挙はかなわなかったので、ひとまずほっとしている」と話した。